脳汁生活。

脳汁生活。

脳汁ブッシャーーー、ああ気持ちいい。

『ぼくだってできるさ!』。クスッと笑ってしまう、でも寂しさも、強がりもお母さんに褒められて嬉しいのも分かるんだよね。

そうそうそうそう、それそれ!!

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こんにちは♡うさごけです。

 

僕らは、かゆいところに手が届くのが好きです。僕らは、なんだか歯がゆくてむずがゆい、甘酸っぱい初恋が好きです。
そういう、「あああああ、それなんだよおおおおおお!」というツボは、人類共通なのかもしれません・・・

 

今回の絵本は、そんなツボを突いてくれるような作品。ぼくだってできるさ!です。
チェコ出身のエドアルド・ペチシカ氏の絵本。なんだか、子どもの頃のむずがゆい感じを上手く表現していてですね・・・そういうのも、万国共通なのかあと感心した次第です(笑)。

 

内容紹介

マルチーネクは、かわいい元気な男の子。
ゆめは、おとうさんのような機関車の運転手になること。
どんなことでも「ぼくだってできるさ!」とできるふりをするのだけれど、お祭りで迷子になって小学1年生の女の子・ヘレンカに助けられ、ちょっとあぶなっかしい...。
でも怖かった石像の犬にさわることができるようになったり、文字が読めるようになったり、少しずつ「できる」ようになります。
誰にでもあるちょっと背伸びをしたい頃のお話。
他にもおばあちゃんの昔の写真を見せてもらって驚いたり、雪だるまを作ったりと、ほのぼのした日常を描きます。

約50年前のチェコの挿絵付幼年童話。『もぐらとずぼん』の作者ペチシカのやさしさあふれる視線につつまれた、小さな男の子の物語。表情豊かな人物の絵が個性的。チェコ共和国の解説付き。

Amazon:出版社のコメントより引用)

 

 そうだあああああああああああ。

 

そうそう!それだ!その背伸びの感覚!一人前として認めてもらいたい、年上のお兄ちゃんお姉ちゃんにも負けたくない!あれも、これもできるんだ!
そういう、誰しもが持つ感覚ってありますよね。
それを丁寧に可愛く描いてくれているんですよ!

 

こういう感覚って大人になってもあるじゃないですか・・・同僚より、仕事ができるアピールをしちゃうとか、デートにお弁当作っていって、料理できる女子をアピールしたりとか・・・
僕らってあんまり変わっていないもんですよ。

 

それでも、やっぱりクスッと笑ってしまう、でも懐かしい歯がゆさはたまらないですよね。

 

「おじいさん、ぼく、あしたから、ヘレンカといっしょに学校にいくよ。いい?」

「それは、むりじゃな。だが、2年たったら、おまえもほんとうの1年生じゃ」

「おじいさん、2年って、とってもながいよね?」

「ああ、まだたくさんねないとな」

マルチーネクは、両手のゆびをぴんとのばします。

「これくらい?」

「いやいや、もっともっとたくさんじゃよ」

マルチーネクは、ためいきをつきました。

ーーそんなにながいのか!

 

いやあ、あるあるですよねえ。小さい頃の、夏が終わってしまうあの感じとか分かります?
よく行くプールがあったんですが、閉園になると蛍の光が流れてきて・・・なんか、網1年待たないといけないのか・・・と思うと寂しくて涙が出てきた記憶がありますよ。夏休みのおばあちゃんちとか、そうですよねえ。寂しくて寂しくて、1年も待てない!まだいたい!とか思ってましたねぇ。

 

若い頃って時間の感覚が長いんですよね。僕でさえ、2年後と言われるとめちゃめちゃ先に感じますね。
この感覚はわりと大事にしたいなあと思っていますよ。年は取りたくないものだ・・・(笑)。

 

他にもクスッとしてしまうようなお話がたくさんありますよ。
お母さんと迷子になって、どの服をお母さんが着たのか覚えてなくて、頭がこんがらがっちゃうとか、犬の石像に怖がったりだとか・・・

 

絵本を読んで癒される人って案外多いのかなあと思うんですが、この作品は癒される方だと思いますよ!
ページ数は、45Pと多く、文字もあるため、小学校入学した子くらいならスラスラ読めるかなあ?といった感じですね!
お話も8つに分かれていて、完全に独立しているので、読み聞かせなんかもしやすいかなあとは思いますね!ページ数長いと、なかなかしんどそうな部分もありそうですし。

 

子どもなんかは、自分の姿とぴったりと重なるでしょうし、大人は懐かしさを感じる・・・そんな読み聞かせも粋じゃないですか。